梅雨前の彩り

若葉色

夏の季節の前は梅雨
けれど、その前に一時のつかのま
彩りの季節がある。

春は過ぎた。けれど初夏では無い。
まもなく梅雨に入る。
空気はどこまでもさわやか。
じめじめを覚悟する緊張の前夜のよう。

それは、予期しなかった余録の季節
そんな余録に似合うのが若葉色。

周辺の空気まで若葉色に感ずるのは、余録ゆえの贔屓の目かもしれない。

(株)融彩 ゆうさい